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放射能検査に関するQ&A

お問い合わせを頂いている中で特に多かった内容について
以下のとおりご案内いたしますので、事前の確認にお役立てください。
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検査実績について

検査実績はどのくらいですか?
昨年半年間の実績としてましては、近隣の役所をはじめ、JA・メーカー・商社及び個人生産者の方から約15,000検体ほど受託検査しております。

測定機器について

検査機器はどこのメーカのものですか?
検査機器はEMFジャパン社製です。
尚、使用しているEMF211型は、日本アイソトープ協会にも食品中のスクリーニング法に対応可能な機種(NaI)として掲載されております。
食品中のスクリーニング法に対応可能な機種(NaI)(日本アイソトープ協会)

検査及び食品区分について

依頼してからどのくらいで結果が出ますか?
NaI(標準コース)2営業日、NaI(精密コース)3営業日、Ge半導体検出器5営業日にてご報告となります。
(但し、お茶は抽出をして検査する場合や水分補正をする場合、数日納期を頂く場合があります。)
サンプルはどのくらい必要ですか?
NaI(標準コース)500g、NaI(精密コース)1.5kg、Ge半導体検出器2kgを目安にしてください。
個人での依頼は受けてもらえますか?
直売所・JA等に出荷している個人農家及び家庭菜園で農産物を栽培されている方の検査は行っておりますが、店頭に並んでいる食品を購入したものなどの検査は行っておりません。
しいたけ用の原木なども検査出来ますか?
しいたけ用原木や肥料用原料なども5mm程度に細かくして頂ければ検査は可能です。
干ししいたけなどは水戻しして検査してもらえるの?
当社では水戻しの操作は行っておりません。
3月15日厚生労働省から発表された資料によると、乾燥品で検査をし、重量変化率を用いて測定値を補正して新基準に適合しているか確認することが出来るとしております。
食品中の放射性物質の試験法の取扱いについて
水分補正って何ですか?
土壌やしいたけ用原木は、水分が多く含有していると測定結果がバラつきます。そのため、当社ではお客様のご希望に合わせて別途、水分測定を行い、測定値を補正しております。
※水分補正には、別途2,000円かかります。
水産物の検査は出来ますか?
丸ごと召し上がるものはそのままで、それ以外のものは可食部を必要量ご用意ください。
茶葉は抽出して検査してもらえますか?
先般、厚生労働省から発表されたとおり実施いたします。(但し、抽出料金として別途2,000円(税込)かかります。)
食品中の放射性セシウム検査法
茶葉は必ず抽出して検査しなければならないの?
3月15日付けにて厚労省から発表された資料によると、荒茶または製茶の状態で
・スクリーニング検査をした際、150Bq/kg以下の場合
・試験法通知で示した方法で検査を場合、200bq/kg以下の場合
上記の場合は飲用に供する状態での検査を不要となります。
但し、規定の濃度を超える場合には、飲用に供する状態で検査をし、検査結果を確定することとしております。
飲む状態で飲料水の基準の基準が適用する茶の範囲は?
緑茶を含むものは飲料水の基準(10Bq/kg)が適用になります。
緑茶は、煎茶・玉露・ほうじ茶・玄米茶等のチャノキを原料とし、茶葉を発酵させてないものを指します。
玄米茶は飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
上記のとおり、飲む状態で飲料水(10Bq/kg)の基準が適用になります。
紅茶や烏龍茶は飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
飲む状態で一般食品(100Bq/kg)の基準が適用になります。
麦茶やドクダミ茶などチャノキの原料でない茶も飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
麦茶は原料である大麦の状態で一般食品(100Bq/kg)の基準が適用となり、ドクダミ茶は、飲む状態で一般食品(100Bq/kg)の基準が適用されます。
チャノキを原料の一部に含むブレンド茶は飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
緑茶を含むものは、飲む状態で飲料水(10Bq/kg)の基準が適用となり、緑茶を含まないものは、飲む状態で一般食品(100Bq/kg)の基準が適用されます。
抹茶や茶葉を湯に溶かして飲用する場合、飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
抹茶や茶葉をそのまま摂取する場合やアイスクリーム等の食品の原料として使用される場合も多いことから、粉末の状態で一般食品(100Bq/kg)の基準が適用されます。
抹茶を加えた煎茶は飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
抹茶の有無に限らず、煎茶の場合は飲む状態で飲料水の基準が適用されます。
ミルクを加えた茶飲料は、飲料水の基準が適用されますか?
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の乳飲料に該当するものは、牛乳(50Bq/kg)の基準が適用されます。
麦茶のペットボトル飲料は、飲料水の基準が適用されますか?
チャノキを原料としていないので、飲む状態で一般食品の基準が適用になります。(2012.4.4厚労省に確認)
コーヒーは飲む状態で飲料水の基準が適用されますか?
レギュラーコーヒーは、飲む状態で一般食品(100BBq/kg)が適用になり、インスタントコーヒーは、製品の状態で一般食品(100Bq/kg)が適用となります。

お茶の食品区分について
(注)万全を期して情報をご提供しておりますが、食品によっては区分が複雑になっているため、
厚生労働省基準審査課(TEL.03-5253-1111)にて最終確認をされることをお勧め致します。

精度管理について

測定機器の精度はどのように確保しているのですか?
当社では、厚生労働省から通知されております、食品中の放射性セシウムスクリーニング法に基づき、信頼性の確認を実施することにより測定機器の精度を確保しております。
食品中の放射性セシウムスクリーニング法(厚生労働省)

データの取り扱いについて

検査結果をHP等に掲載は可能ですか?
HP・チラシなどに記載する際は、事前に当社へ原稿をお送りください。承認を受けた後、HP等に公開してください。
基準値を超えて検出した場合、関係機関に届け出をしますか?
お客様の許可なく第三者に情報を漏らすことはありません。

お支払いについて

検査料金は事前振込ですか?
直接検体をお持ち込みの方はその場でお支払いいただいても構いません。
通常は、報告書と一緒にご請求書をお送りしております。そのため、お手元に届きましたら30日以内に最寄りの金融機関よりご対応頂ければと存じます。(手数料はお客様ご負担にてお願いいたします。)
(注)お振込の際、振込人は依頼者名にてお願いいたします。稀に当センターの名でお振込をされる方がいらっしゃいます。その場合、ご入金確認が出来ませんのでご注意ください。

サンプルの返却について

検査後のサンプルは返して貰えるのですか?
原則、検査後のサンプルはお返ししておりません。 そのため、どうしても返却希望の場合は、ご依頼前に当社に可否の確認を行ってください。
(送料はお客様のご負担となりますので予めご了承ください。)
8,000Bq/kgを超える肥料や土壌について
万一、お預かりした肥料及び土壌から8,000Bq/kgを超えて検出した場合、当社で処分が出来ませんので、ご依頼主の方へご返却となりますのでご了承ください。
(送料はお客様のご負担となりますので予めご了承ください。)

検査のご依頼

「ご依頼に際しての注意事項」をご確認の上、検査依頼書にご記入いただき、
事前にFAXをお送りください。検体を直接お持込みいただく場合は、受付時間が9:00~12:00、13:00~16:00となっておりますので、
受付時間内に弊社事務所(つくば研究支援センター D棟 3階)まで お持ちください。
つくば分析センター案内図
ご依頼方法はこちら検査依頼書ダウンロード